削り出すと、先生、「あれ、結構奥深くまで入っている」との恐ろしいお告げ。しかし、痛みなく、神経にも触らず、大きな歯である奥歯だったが良かったのか(磨きにくい奥歯だから虫歯になったのでもあるけれど)、痛みなく、30分で治療終了。その後も何ともないので、大丈夫だったようだ。
奥深くまで達していたらどうなるのだろう。ゾメターを一時中断しないと治療できないのか、と尋ねると、「ゾメターは骨にくっつくので、薬が消えるわけではないから、止めてもだめだろう」とのこと。骨粗しょう症治療にも使われる薬なので、歯科医としてはゾメターについては慎重になるようだ。
他の副作用として、咽喉が痛み出した。風邪かと思ったが、熱は出ず、他の症状も出ないので、典型的な副作用が出たらしい。味雷細胞が壊れ、味覚障害の出ている舌と同様、咽喉の表面の細胞組織が破壊されていることから痛むのだろうか。それはばい菌やウィルスに感染しやすいということでもあるので、要注意だ。外出時は殆どマスクをしているが、大丈夫だろうか。
瞼が腫れたので、これまた眼科へ行くと、目の汗腺から出る油が固まって詰まって炎症を起こしているとのこと。「切開してうみを出すと直ぐ治るよ」と告げられたが、白血球も血小板も大幅に減っているし、自己治癒能力があまりないので、切開は断る。代わりに薬を出してもらう。ステロイド剤の塗る目薬を処方され、塗ると目の腫れ、赤みは直ぐに取れた。但し、この薬は長期使用禁止と書いてあった。危ない薬のようだ。プレドニゾロンと同じステロイド剤。
体中の毛が無くなったが、睫、眉毛、鼻毛など、ばい菌やゴミが体内へ入り込むのを防いでいるものがないから、目、鼻、咽喉が痛む。これに加えて白血球が大幅減少では、感染しやすいのも当然と思う。